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テレビCMを放映した関西のスタートアップ

ここ2~3年、テレビでスタートアップのCMを見かけるようになりました。テレビCMは、制作費と枠の購入費などを含めると数億もの巨額な費用がかかるため、昔は売り上げが億を超える大手企業しか打つことができないと言われてきました。しかし、現在は設立まもない企業が軒並みCMを打ち始めています。

もともと認知度の低いスタートアップにとっては、15秒・30秒の短い時間内でサービス名や商品名を覚えてもらうことが大切です。そこで有名芸能人を起用したりストーリーにインパクトを持たせるなど、視覚的に覚えやすいCMを制作しています。今までに放映されたスタートアップのCMは、そのほとんどが東京に本社を置く企業でした。
Mercari・Sansan・Antenna・Gunosy・リネット・SmartNews・ラクスル・freee・ロコンド・リネットなどがそうです。

では、関西に本社を置くスタートアップはどうでしょうか。弊社調べによると、過去テレビCMを流した企業は下記の4社でした。(もし漏れている場合は、編集部までご連絡下さい。追加させて頂きます。)
東京に比べ数は少ないですが、多大な資金を投入しても今なお成長し続けているこれらの企業。CMを打つことで一気に成長スピードを上げた「成功者」と言えるでしょう。

akippa株式会社

本社:大阪府大阪市
商品名:akippa
放映エリア:関西限定
サービス概要:駐車場の貸し借りをオンライン上で完結することができるサービスです。利用者はスマホやPCから駐車場を検索して予約します。オーナーは自宅の空いている駐車スペース利用し、1日単位でコインパーキングとして貸し出すことができます。このサービスによって普段使用しない空きスペースを活用しお小遣いを稼ぐことが可能になりました。開始2年でコインパーキング業界3位の駐車スペースを確保しています。

クローバーラボ株式会社

本社:大阪府大阪市
商品名:ゆるドラシル
放映エリア:北海道、東京※TokyoMXのみ、中京、関西、福岡地域
商品概要:ゆるかわに描かれた西洋の神々がくり広げる、本格派RPGスマホゲーム。広大な世界の冒険をシリアス&コミカルなストーリーで展開します。シンプルなコマンド選択式バトルもおもしろいと人気の一つになっています。

ポノス株式会社

本社:京都府京都市
サービス名:にゃんこ大戦争
放映エリア:関東、関西、中京地区
商品概要:キモかわいいネコを、敵キャラと戦わせていく戦闘ゲーム。Google社が選ぶ、2013年Google Playストア「ベストネコゲーム」を受賞。2016年5月現在、2300万ダウンロードを記録している人気のタワーディフェンスゲームです。

ユニクエスト・オンライン株式会社

本社:大阪府大阪市
サービス名:小さなお葬式
放映エリア:関西地区
サービス概要:葬儀・葬式にかかる費用を抑えたプランを提案するサービスです。全国の葬儀屋と連携しているため、24時間いつでもどこの地域からでも対応することができます。追加料金不要のプランや、年間24,00件以上の豊富な実績などを強みにサービスを展開しています。


スマホやタブレットの普及でテレビ離れが進んでいると言われていますが、テレビCMの広告力は未だ絶大で現在も変わらず有効的な広告戦略の一つです。しかし、その費用は膨大で、スタートアップにとっては生きるか死ぬかの大きな賭けとも言えます。またCMを流して認知度を上げても、視聴者がプロダクトを利用するかしないかはまた別の問題になってきます。

2013年に設立した大阪イノベーションのように、今大阪を中心にした関西全域でスタートアップが盛り上がりを見せています。関西の土地ならではのパワフルでかつ、パワーを感じさせる取り組みや商品開発。次の成長戦略の一つとして、今後、関西のスタートアップのCMが増えるのを楽しみにしたいです。